• たかが石・・・されど石・・・

こんにちは。
木村石材の木村 希です。
先日、ちょっと東京に出る機会があり
以前にも立ち寄った所へもう一度行ってみました。

池袋へ出て祖父母のお墓参りをした後、
待ち合わせ時間まで少しありましたので
都営雑司ヶ谷墓地を散策しました。
うちの祖父が手がけたお墓も沢山ありますし
やはり古いお墓が多いので手加工の仕事が多く
昔の石工の力量の高さを感じました。

そして首都高5号線の下をくぐって反対側に渡って
護国寺の墓地に入ってみました。
以前にも訪れていたのですがその時は
本堂周辺のみだったのですが
今回は裏から回りましたので
非常に面白かったです。
やはり雑司ヶ谷霊園とはまた一味違うお墓の数々。
そして国産材が多く、時代背景も関係するのか
神奈川県産本小松や岡山県産万成石などが多かったですね。

そんな中、前回訪れた時には見落としていたお墓がありました。
尊王攘夷派であった幕末〜明治の政治家
大隈重信のお墓です。

墓地前には神明型鳥居があり、奥までは入れないのですが
なかなか立派なお墓でした。

左右に建つ灯籠の奥にお墓があります。

ここに眠っている大隈重信をはじめ
様々な偉人たちが
実際に幕末の世を生き抜き
今の世の中があるんだよなぁと
改めて感じました。

また、ゆっくりと時間をとって
来てみたいと思います。
また新たな発見があるかな?