• たかが石…されど石…

こんにちは。

木村石材の木村 希です。

前回の石がを吸うに引き続きとなります。

今回は石の水分排出に絡んでのお話しです。

前回、石がを吸うというお話しでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

お墓に使う火成岩は字の如く火山活動などによって

マグマなどが凝固して作られます。

その時の石が作られる深さ、マグマの粘度、周囲の環境など

様々な要因の影響を受けながら今から数千万年〜以上の太古に作られました。

当然、中国などの大陸よりも我が国日本の方が後から作られました。

このスパンは数千万年から1億万年ぐらいになります。

ということは日本の石の方が大陸の石に比べると

石年齢が若いということになるのではないでしょうか?

ここで人間の骨を例にとってみます。

若い人に比べて高齢の方の骨は骨密度が低いと言われます。

骨密度が低ければ当然、骨折など破損し易く脆くなっています。

これは石にも同じ事が言えると思います。

石も年齢を重ねるごとに少しづつ鉱物の結びつきが緩くなります。

となれば、鉱物間のミクロの隙間も大きくなるわけです。

隙間が大きくなれば当然、吸水は高くなるわけです。

ここでもう一つ例を出します。

目の粗いスポンジと目の細かいスポンジを

洗面器の中に同時に入れてみて、取り出した時どうなるでしょうか?

当然、目の粗いスポンジは奥までを吸い込みますよね。

まさにこれと同じ事が石にも起こるわけです。

これが前回の【排出】に絡む部分だと思っています。

大陸(特に中国)の石年齢の高い石は粗いスポンジ。

対して石年齢の若い日本の石が細かいスポンジ。

日本の石の場合は吸水率が多少高くてもこのように

奥まで水が入り込まないので排出が早いのではないかということになります。

これは僕の見解なので間違っていると言うご指摘もあるかも知れませんが。

この石年齢に関してはもう一つ石に変化を起こすことになります。

それは次回ということに。