• たかが石…されど石…

銭鉢ってご存じでしょうか?

「銭形水鉢」や「古銭鉢」、知足水鉢などともいわれます。

古銭の形をした

「吾 唯 足 知」の「口」の部分が水の溜まる水鉢になっているものです。

この四つの文字をつなげると

「吾(われ)唯(ただ)足るを知る」という言葉になります。

これの原形となっているものが京都の龍安寺にあります。

 

ここはどちらかというと石庭で有名なお寺です。

ここで原形となった銭鉢を見てきました。

それがこちらです。

以前、所属している埼玉県石材業協会青年部の定例会で

この銭鉢を白河石で作ったことがあるのですが

自分が作った物と比べると

真ん中の水鉢部分の「口」の部分が結構大きい事に

気がつきました。

せっかく本家本元を見てきたので

チャンスをうかがってまた作って見ようと思います。

さりげなく庭の奥にはこのような石灯籠もありました。

 

そして、石造物ではないのですが

東寺にも行ってきました。

今から1200年前に作られた真言宗の総本山で世界遺産にも登録されています。

この真言宗を伝えたのが弘法大師 空海です。

この真言宗のベースになっている

密教の教えを解りやすく表現したものに曼荼羅があります。

この曼荼羅には「胎蔵界曼荼羅」と「金剛界曼荼羅」があり

それぞれが「理」と「智慧」という教えを伝えています。

その曼荼羅をもっと解りやすく伝えるために

弘法大師 空海は具現化することを考えたそうです。

そしてそれがこの東寺の講堂にある立体曼荼羅です。

当然、内部は写真撮影は出来ません。

ただ、仏像なのですがその圧倒されるスケールに

目に見えない圧迫感というか荘厳な空気感に包まれました。

そしてその講堂や金堂の柱の太さにも驚かされました。

やはり自分の目で見るのは必要だと改めて思いました。