• たかが石…されど石…

新潟県には関東ではあまり見ない石種があります。

これは全国石材技能士会の総会で新潟に行った時に見つけました。

実際、僕も初めて見たのですが草水みかげという石です。

遠くから見た時は岡山県産の万成石かと思ったのですが

岡山県産 万成石

よ〜く見るとちょっと違います。

新潟の会員の石屋さんに聞いた所、安田石(草水みかげ)というそうです。

花崗岩なのですが玉状で出る為、色合わせが非常に難しく

採掘量も少ないため、新潟県外へはあまり流通していないそうです。

でも、岡山県産の議員石と同様に国会議事堂にも使われたそうです。

実際、この翌月に地元近くの川越市でこの草水みかげで作られたお墓に対面しました。

納骨を依頼された方のご親戚のお墓だったのですが

その時、お客さんに何故か試されて

「石屋さん、この石知っているかい?」と得意気に聞かれました。

「新潟県の草水みかげですよね」というと

「おおっ!知ってるのかい!さすがだね!」と非常に感心されました。

なんでも過去に、他の石屋数十軒に尋ねても答えが出なかったそうです。

(酷いのでは中国産と言ったのもあったそうです)

このお墓、奥様の知り合いの新潟の石屋さんが作ったお墓だったそうです。

 

そしてもう一つ、新潟のお墓には形の特徴があり

竿石の天場四隅が反り上がっているのも特徴的でした。

地域やその土地の風土などによってお墓の形状、石種、など

まだまだ知らないことは多く

さらなる勉強が必要だと言うことを思い知らされました。