こんにちは。
木村石材の木村 希です。
先日、今年最初の引き渡しが完了しました。
今回のお話を頂いたのが、昨年末のクリスマスの翌日でした。
現在、納骨堂及びお墓が無い状態で49日法要までに
なんとかしたいとのご要望でした。
年末でしたの仕入れ先は翌日で仕事納めという状況。
さらに、輸入材の場合は中国の春節を控えていますので
年明けの発注では当然間に合いません。
お施主様の希望はシンプルな洋型という事でした。
と言うことで仕入れ先に在庫であるものを
出してもらい、その中からお施主様に選んでいただく事に。
正月期間中に決めて頂きまして、
納品までに現場準備をする事にしました。
ご住職のお話では火葬のお骨が4霊あるとのことでしたので
まずはお骨の掘り出しから。
結局、昭和17年の仏様が発見できませんでした。
工事期間中、お寺さんで預かって頂きます。
と言う事でカロート(納骨堂)を設置します。
設置位置に引っ掛かる古いお墓を移設してから
根切りをして砕石で転圧して準備します。
コンクリート製カロートの設置が完了。
続いては石塔の字彫りに移ります。
サンドブラストで字彫り後に
文字内部をさらいます。
これが作業前の「家」です。
空圧式振動ノミでさらっていきます。
それでこちらが作業後です。
これだけ変わります。
家紋だって!
左が加工後、右が未加工です。
字彫り完了しましたので現場に施工します。
化粧砂利を入れる前に防草シートをひきます。
そして開眼供養及び納骨を行い引き渡しが完了しました。
途中に青年部の福島・山形との合同ノミ焼きの為
福島に行ったりとバタバタしましたが
なんとか、期日には間に合い引き渡しが完了しました。
(厳密には青年部は卒業しているのですが色々と事情がありまして・・)
お墓としてはかなりシンプルでは
ありますが喜んでいただきました。
この度はありがとうございました。