以前ご紹介した鳥取県にあった
亀に乗ったお墓を覚えているでしょうか?
詳しくはこちらから↓
実は福島県の会津にもあったのです。
それが「会津藩主松平家墓所」です。
会津藩の二代藩主保科正経公から幕末の九代藩主容保公までが葬られていました。
非常に深い森の中でなんといっても入り口でいきなり
このようなお出迎えです。
この横には町が設置した熊よけの鈴を
つけてくださいと置いてありました。
おおっ〜やばい雰囲気がぷんぷん!
ただ熊以上にやばかったのが
その広さと人間を遠ざけるかのような山道!
木々の隙間からの季節外れの厳しい日差し。
そして静寂の森の中に響く熊よけの鈴。・・
後で調べたらその面積は約15万平方メートルもあったようです。
さてさて話を戻しましょう!
墓域の中腹には西の御庭
中の御庭と呼ばれる藩主の家族のお墓があり、
さらに石段を上がったところに藩主の墓があります。
三代から九代藩主は全国的にも珍しい神式で葬送されてました。
そしてここにありました。
手前の灯籠から後ろは立ち入り禁止となっています。
奥に見える竿石のさらに後ろに霊廟があり
そこに葬られているそうです。
この歴代のお墓に向かってこの亀に乗ったお墓である
亀趺円頭(きふえんとう)が建っていました。
これだけかと思ったら次から次へと
出てくる!出てくる!
不思議なのが微妙に顔は違うし
爪の本数も違う。
何か意味があるのかはわかりませんでしたが・・。
そして最後に出てきたものが今までの中でも
一回り以上デカいものでした。
同行してくれた全国石材技能士会の福島県理事の人が測ったところ
この上の竿石(?)部分は5尺角(1.5m)以上ありました。
ここはちょっとした穴場になっているようで
他には見学者は一切いませんでした。
もしかしたらちょっと先から🐻が見てたのかな?💦