• たかが石・・・されど石・・・

こんにちは。
木村石材の木村 希です。
もう11月も半ばというのにイヤに暖かい日が続いていますね。
新規墓所工事の基礎工事を行いました。
まずは雑木と竜のひげを撤去します。

続いて根切りを行います。
レベルで基準深さを確認しながら掘っていきます。

ここにぐり石、砕石を入れてランマーにて転圧をします。
雑木があったので入念に転圧します。

転圧後に仮枠を張り、D-13鉄筋にて配筋を行います。
配筋後、被り厚確保の為スペーサーブロックで鉄筋を浮かし
水抜き用の塩ビ管を取り付けます。

そして生コンを打設します。
この時期ですので、少し強度を上げて21-18の生コンを打設します。

今回は打ち込み深さが1尺(約30㎝)ありましたので
打設後、バイブレータにより攪拌をします。

このバイブレータもなんでもかんでも使えば良いという物では無く
打ち込み深さが浅い場合は逆に骨材が下に沈んで
強度不足を伴うので注意が必要ではあります。

その後、表面硬化後に水抜き塩ビ管を抜いて金ゴテで表面を均します。
そして。毛布とブルーシートにて潤湿な状況を作る為に養生します。
急激な乾燥はクラック(ひび)や強度不足を生みますので
注意が必要な部分です。


これでしばらく養生期間をおいて強い基礎が出来上がります。