多磨霊園にて戒名の追加彫りと白抜きを行いました。

こんにちは。
木村石材の木村　希です。

先日、下見に行った多磨霊園に行ってきました。

コロナの影響か道が空いてて思ったより早く到着できました。
まずは、管理事務所に行って簡易工事届けを出して看板をもらいます。

今回は戒名の追加彫り以外にも作業があります。
実は正面の文字なのですが
10年前に納骨した時に入っていた白を抜いたのですが
ご親戚の方が勝手にまた白を入れてしまったようです。
お施主の方からやはり落として欲しいとのご要望です。
また、外柵と石塔の目地の補修も行います。

まずは戒名の追加彫りから始めます。

字彫りが終わりましたので
続いて正面文字の白抜きです。

お世辞にも綺麗な状態とは言えません。
文字周囲を養生してリムーバーに手作業を始めます。

1回目ではまだ変化は出ません。
塗っては浮き上がった部分を高圧洗浄で飛ばしての繰り返しになります。

こちらは4回目です。
大分薄くなってきましたが、まだしつこく残っています。
作業を続けます。

ほぼ落ちたのですが、どうしても筆の止まる位置が残っています。
おそらく塗った時に下に流れてしまうのでかなり重ね塗りをしたようです。

そこで字彫りの為にコンプレッサーがきていましたので
エアールーターを使ってしつこい部分を落とします。

なんとか綺麗に落ちました。

側面に彫った戒名です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目地の補修も完了しました。

 

今回は白抜きが手強そうな予感がしていたので
準備万端でしたのでうまくいきました。

あとは月末の納骨のお手伝いとなります。