こんにちは。
木村石材の木村 希です。
昨日は国家試験でもある技能検定のトライアルが行われました。
我々、石材業では様々な資格があります。
ただ、国が認めた国家資格というものは
技能家定の「石材加工」、「石張り作業」、「石積み作業」の3つとなります。
他はあくまでも任意団体の定めた資格であり、ほとんどが学科試験のみとなっています。
対してこの技能検定は実技と学科の両方がありますので
そう簡単な物では無いと言えます。
まぁ合格した時には管轄省庁である厚労大臣の名前で合格証が来ますので
重みはあるのかな?とは思いますけど。
自分が受験した時を思い出しますが、本試験の時は当時では珍しい30度越えの気温の中での試験で
終了後、昼を過ぎていたのに食欲も全く無かったのを思い出します。
今回は前期技能検定ですので「石張り作業」のトライアル(模擬予行)となります。
埼玉県職業能力開発協会よりこの技能検定を
所属しています埼玉県石材業協会技能士会が委嘱されていますので
このトライアルも埼玉県石材業協会技能士会が主催し、お手伝いに行ってきました。
作業内容としては、9枚の石を時間内に台座に貼っていくと言う作業です。
実際は建築物の柱に石を張るということを想定した問題になっています。
実施県によって台座は違いますが、我が埼玉では鉄板鋼材で作られた台座に石を張っていきます。
各部材はダボ穴やみち切り等の加工を施しながら
この台座に引き金物等によって施工していきます。
今回のトライアルでは1級受験予定者が4人、2級受験予定者が2人参加しました。
参加者の皆さんはかなり苦労していたようですが
本試験まではあと1ヶ月ありますので頑張って欲しい物です。