• たかが石・・・されど石・・・

こんにちは。
お彼岸に入りました。
天気もまさに
「暑さ寒さも彼岸まで」を表すように
暑さもひと段落した感じですね。

昨日の読売新聞にこのような記事がありました。

愛知県の寺院の写真です。

墓の墓・・確かにそうですね。
近年、増えている改葬いわゆる「墓じまい」時に出た
石塔の墓場です。
通常は産業廃棄物として粉砕処理されてしまうのですが
それが辛いという方の為に、竿石のみを引き取る寺院の記事です。

まぁ問題提起という事で、
このお彼岸というタイミングで
この記事なんでしょうね。
ただマスコミによるミスリードを疑ってしまいますが・・

確かにここ数年この「墓じまい」非常に増えています。
皆様に様々な事情があっての事なのは解っています。
ただ、承継者がいるのに墓じまいというパターンが・・

記事の中にも同業者の言葉で自分の作った
お墓の墓じまいが辛いみたいな言葉がありました。

自分も今までで1回だけありました。
施工させていただいて10年弱での墓じまいでした。
我々石材店も壊す事を想定してお墓を作る事はありません。
当然、永く使用出来るように施工しますので
解体時に非常に苦戦する事もあります。

このようなマスコミの報道等に流されてしまう方が結構いらっしゃいます。
この「墓じまい」をいきなり結論にしないで
ちょっと相談してください。
絶対にとは言えませんが場合によっては
両家墓への改造等で代替え案を提案できる可能性もあります。

過去に両家墓への改造を行った例はこちら!
お墓の改造