こんにちは。
木村石材の木村 希です。
新規外柵工事が完了しました。
今回はいくつかの工程に分けて
ご紹介いたします。
まずは既存の状態です。
このような感じでGL上に
芝台があり、石塔が立っている状態です。
お骨を出してから既存のお墓の
解体を始めます。
石塔類を解体後、納骨堂を撤去します。
納骨堂を撤去後にレベルを出して
床掘りをします。
納骨堂のあった部分も一度しっかりと埋め戻し
ランマーにて土の状態でしっかり転圧します。
次に40−0砕石を高さを見ながら入れて
ランマーにてしっかり転圧します。
さらに40−0砕石を入れてレベルを見ながら
プレートランマーにて更に転圧します。
転圧後に型枠を組みます。
中央部分は納骨堂になります。
そして配筋をします。
今回は配筋ピッチは200㎜です。
そしてここで大事になるのが基礎に入れる鉄筋の
被り厚を確保することとなります。
住宅などは建築基準法で床面等の被り厚は2㎝以上となっています。
そこで配筋した鉄筋の下にスペーサーブロックというものを入れて
鉄筋を浮かします。これにより基礎打設時の生コンが
鉄筋を包み込む形になることになるのです。
さて準備もできましたので生コン打設となります。
生コンを打設します。
水気が引くのを待って表面を均した後に
水抜き用の塩ビ管を抜きます。
そして、急激な乾燥による強度低下を防ぐため
算木をかけて養生をします。
6日間の養生期間を経て脱枠をします。
脱枠後、3日間置いてから
施工位置に地墨を出し、レベルにて基礎天端の
高さの違いを見ます。
最大で1分5厘(約3㎜強)の違いでしたので
施工時のモルタルにて調整可能です。
下ごしらえ編に続きます。