こんにちは。
木村石材の木村 希です。
既存のお墓を無駄にせず
両家墓への改造が完了しました。
先日、台座を設置してありますので
その上に施工していきます。
まずは既存上台から
加工し直した台石です。
既存中台の上に事前に設置した台石に
洋型竿石を施工します。
この台石はあえて本磨きにしてありません。
施工時には【泰震】を使用します。
同じく事前に施工しておいた
台座石にステンレス製塔婆立てを
取り付けます。
上台から加工した台石に既存竿石を施工し
墓誌も施工して完了となります。
今回、既存の石塔が経年劣化で
風化していましたので
改造した既存中台はあえて
研磨仕上げにはしないで
光沢をつけない水磨き仕様にしました。
そして新規の洋型竿石も
本小松石の灰にしたのも正解だったようで
新規の割にはあまり違和感を感じない
仕上がりになりました。
古い元々あるものを活かしつつ
新たな墓所として蘇りました。
そして今年最後の引き渡しとなる
開眼供養が執り行われました。
今回はちょっと変わった改造となりましたが
出来上がった感じでは違和感もなく
新たなお墓として使い続ける事ができます。
開眼供養の時に一生懸命手を合わせ
お線香をあげているお孫さんを見てる時に、
ふと笑顔になっていた自分がいました。
なんか嬉しい年の瀬となりました。