• たかが石・・・されど石・・・

こんにちは。
木村石材の木村 希です。
昨日、墓所の引き渡しが完了しました。

今回は外柵、納骨堂、墓誌のみとなります。
工事自体は秋彼岸明けからで先月には終わっていたので振り返ってみます。


まずは基礎工事となるのですが
墓地背面が法面で高くなっているのと、雑木があるので
その撤去からとなります。

次に根切りとなります。
レベルで深さを合わせて掘って行きます。

結果、2.5立米の土を運び出しました。約2tダンプ1台超ですね。

次に転圧となります。
グリ石を転圧し、さらに砕石を入れて転圧します。

仮枠を施工しD-13鉄筋で配筋します。

結構、距離があるのと塀越え、打設量を考えて基礎は圧送ポンプで打ちます。

結構な距離でポンプ車から60m近く配管してもらいます。

打設厚みが1尺(約30センチ)あるのでバイブレーターを使って
空気を外に追い出しながら生コンを密にして行きます。

打設後は毛布とブルーシートで養生します。

養生期間に下ごしらえを行います。

墓誌の字彫りも行います。

1週間養生後に地墨を出し、施工部分を割り刃という道具を使って荒らします。

現場施工を始めます。後ろはほぼ埋まってしまうので
コンクリートを使用します。

各部材の接合部にほ補強金具を取り付けて行きます。

塔婆立て柱の下端にはステンレスピンを取り付けて補強します。

化粧砂利を入れる前に、雑草防止、沈み込み防止のために
舗装砂を施工します。

今回は背面が埋まってしまうので納骨堂用の換気口は正面に取り付けてあります。

無事に納骨、開眼供養が完了して
引き渡しとなりました。