• たかが石・・・されど石・・・

こんにちは。
木村石材の木村 希です。
とんでもない台風の影響で
降ったり止んだりの落ち着かない連休となりましたね。
さて、昨日は秋季大祭にお呼ばれして行ってきました。

市内の糀谷八幡神社の秋季大祭に行ってきました。
この大祭では古くから流鏑馬神事が行われていて
昔は、実際に神社前の坂道から馬に乗って的を射る事を行っていたそうです。
近年では流石に諸事情により出来ないのですが。

台風接近により朝から雨が続く中、開式となりました。

拝殿内での神事も終わり続いて流鏑馬となりますが
少し、雨が小雨になってきまして神事を行う事となりました。

まずは総代長初め役員の方々による流鏑馬です。
と言っても木馬にまたがっての形式的なものなのですが・・

距離も近いし簡単のように見えますが、意外と当たらないというより
弓が上手く弾けず矢が真っ直ぐに飛ばないものなんです。
実際に数年前に自分もやったというより、
やらされたの方が正しいかもしれません。(笑)
心の中では「楽勝」ぐらいに思っていたのですが
2射行うのですが、かろうじて1射は前に飛んだのですが的まで届かずじまいでした。

今年は天候不良という事もあり役員さんだけでしたが、
みなさん見事に真っ直ぐ飛んでいただけでも凄いです。

そしてこちらが本当の見せ場になると思うのですが
地元商業高校の弓道部による模範試射があるのです。
4名の高校生が行ってくれました。
ただ、今年はテントが張ってあったりと場所が確保できなくて
例年よりも距離が半分ほどで逆に難しいかったようです。

全てが的に当たった訳ではありませんが
毎年、本当に感心するのですが凄いの一言です。
弓道経験が全くないので、余計かもしれませんが
射る前の静かな動きから
息を殺すようにゆっくりと弓を引く動作。
矢を射った時のあの「ヒュン!」って音の後
的に当たる鈍い音までの一連の流れに
ちょっとドキドキしてしまいます。
雨の中でしたが高校生のみなさん「ありがとう!」って思いました。

戦国時代には馬に乗ったまま、敵を射っていた訳ですよね。
改めて弓道の凄さを感じました。

6月に八幡神社の総本社である大分の宇佐神宮に行ってきましたので
なんか例年とは違う雰囲気で例大祭に参加せていただきました。