こんにちは。
木村石材の木村 希です。
下ごしらえ、字彫りの終わった現場への施工が完了しました。
まずは外柵部分からの施工となります。
ちょうど天気が続いたので作業自体は暑くて大変でしたが
雨に降られなくて良かったです。
今回は根石(外柵の1段目)がいつものように1尺ではなく1.3尺と高さがあったので
補強用金具も上下2段で取り付けています。
内部は石張りとなるので支えとなる柄石を施工しています。
砕石を入れワイヤーメッシュを入れてこの上に、空煉のモルタルを入れて転圧後に
板石を施工していきます。
次に外柵の2段目となる羽目を取り付けていきます。
塔婆立ての柱の下端にはステンレスピンを取り付けます。
そして石塔本体の施工に移ります。
まずは芝台です。
中に見える銀色の丸いものは納骨堂用の換気口です。
納骨堂は密閉性が高いので結露が起きやすくなりますので
これを付ける事で骨瓶内部に水が溜まるのを少しでも防ぐ為です。
芝台にはステンレス製かすがいを取り付けます。
石塔本体の施工には【泰震】を使用します。
磐梯御影の産地照明も来ましたので施行中写真等と一緒にお渡ししました。
そして本日、開眼供養となり無事に引き渡しが完了しました。
梅雨前の夏日となり前日の豪雨がウソのように晴れ渡りました。
みちのく銘石のステッカーもお客様に確認して水鉢横に貼りました。
中国での加工製品が多い中、国内加工の証になります。
無事に引き渡しが完了してホッとしています。
さぁ次の案件に取り掛かります!