こんにちは。
木村石材の木村 希です。
お盆も終わりましたね。
今年は、お盆期間中ずぅ〜っと天候が悪く
ちょっと肌寒い感もある日々でした。
緊急事態宣言も延長され、お墓参りも例年に比べると少ない感じもしました。
実は、今年のお盆前にもお墓の掃除を依頼されまして
その時に、気付いたことがありましたのでお話ししたいと思います。
まずは、結構皆さん何も考えずに仏様の為にと思って置いているんでしょうけど
缶ジュースや缶ビールです。
「良いじゃないか!亡くなった親父が好きだったんだから!」
まぁまだ缶ビールなどのアルミ缶はいいのですが
問題はスチール缶のものです。
スチール缶はどうしてもサビが出てしまいます。
これをお墓の上などに置きっ放しにしてしまいますと
この缶のサビが石に移ってしまい、変色を起こしてしまいます。
それから、お参りしている姿を見るとたまに
お墓にお酒をかけている方がいますが
お酒やジュースなどには糖分がありますので
そのまま放置してしまうと石が変色する原因になりますので
必ず十分な水をかけて流して下さい。
そして卒塔婆です。
数年前の文字も読めなくなってしまったような
卒塔婆を塔婆立てに差したままですと
風によって最悪の場合は倒壊する可能性もありますし
御影石の場合は、木の染みが石に移って変色もします。
古い卒塔婆はお参りの際には、外して
お炊きあげなどした方が良いと思います。
来月には秋のお彼岸がやってきます。
お彼岸前にお掃除の際にはちょっと気をつけてみて下さい。