• たかが石・・・されど石・・・

こんにちは。
木村石材の木村 希です。
前回に引き続きGWをさかのぼって思い出します。
外柵等に下ごしらえを行いました。
今回、外柵は茨城県産の稲田石です。
この白い外柵に緑のM1-Hの石塔が建ちますので
コントラストがハッキリして良い感じになると思います。

まずは塔婆立ての柱から。

柱の下場に補強用のピンを入れる口穴を加工します。

次に外柵の1段目になる根石(腰石)に下ごしらえをします。
補強用のステンレスアンカーの口穴を開けていきます。

そして下場を施工時にモルタルの食い付きが
良くなるようにノミにて荒らしていきます。

次は石塔の台石となる「芝台」です。
こちらは石塔の石種であるインド産M1-Hです。
今回は2枚合わせとなりますので
この2枚の石が開かないように
コの字型の「かすがい」を入れますので
その為の穴掘り、みち切りを行います。
まぁインド産は硬いですね。
切り込みを入れるにしても
先月まで行っていた現場で使用した
中国産G688に比べると
ドライカッターの刃が重い感じです。

加工が終わってから仮入れをして確認します。

その他、細かい加工を行い
現場へ搬入順に整理してまとめます。

作業場の前は山方向へ向かう県道なので
川遊びやバーベキューに行く都内ナンバーの車が
沢山走ってます。
「あ〜楽しそうだねぇ〜・・」と
心の中でつぶやきながらの一日でした・・・。