こんにちは。
木村石材の木村 希です。
今年は前半は天気も良かったですが
秋のお彼岸に入り、明日でお彼岸が開けます。
お墓参りに行かれたでしょうか?
更新遅くなりましたが先日、入荷した浮金石の字彫りが完了しました。
字彫りの部材となる竿石、上台、納骨堂のフタ石を搬入し
字彫りの準備を始めます。
まずは字、家紋を彫る面にゴムシートを貼り
ゴム切りをします。
彫る部分のゴムを抜いていきます。
まずは石塔の2段目になる上台です。
ゴム切り後、周囲を養生します。
本来は上の部分は要らないかと思うのですが
字彫り小屋に入れる時にチェーンブロックを使うので
その時にチェーンが当たって擦り傷が付かないように
念には念を入れます。
同様に竿石もゴム切りを行います。
養生の終わった物から字彫り小屋に搬入して
字彫りを行います。
サンドブラストでの字彫り後に
さらい作業にかかります。
まずは石塔正面文字からです。
ニューマと呼ばれる空圧式震動ノミをつかっていきます。
ノミ先を支える為に左手の人差し指で押さえるのですが
ガード付けているのですが、終わってみるとマメが出来て
皮がプク〜ンと膨らんでいました。(笑)
つづいて上台の家紋ですが
こちらは細ノミでの突き仕上げしました。
左半分が突き仕上げを施した部分です。
これだけペイントなどしなくてもハッキリさせる事が出来ます。
こちらは納骨堂フタ石のインド黒になります。
こちらも左半分が突き仕上げ後になります。
正直、今回この家紋二つを手で突き仕上げしたので
この細ノミを突いた回数は考えるだけでも結構な回数になると思います。
ただ、ここでひと手間かけたい!性分なので・・・。
終わってゴムシートを剥がします。
綺麗に仕上がりました。
週明けから現場への施工に移ります。