年明けに納骨予定の墓誌への戒名追加彫りと
既存戒名への白入れを行いました。
施工した石屋さんが廃業してしまったらしく
当社へご依頼頂きました。
できれば少しでも綺麗な状態で納骨したいとの
お施主様からの要望でしたので既存戒名への白入れをご提案しました。
下の写真が既存の状態ですが、元々は文字に白が入っていたのですが
経年劣化でほとんど落ちてしまって読めない状態になっています。
まずはゴムシートを施工して字彫りを行います。
その後字彫りを行います。
本来ならばこの字彫り後に
スプレーで白入れをすれば良いのですが
既存の戒名や天額にスプレーをかけてしまうわけにはいかないので
字彫り後に全て筆入れにて白入れを行います。
養生してから筆を使って一文字づつ丁寧に白を入れて行きます。
水鉢の家紋にも白を入れます。
これで戒名も家紋もはっきり見えます。
あと墓所前が土なので
霜柱が立つとお参りしにくいとのことなので
墓所前にコンクリート平板を施工しました。
これで年明けの納骨式も無事に行えると思います。
今回の案件はお墓を建てたのが
昭和36年とのことなので仕方が無いことだと思われます。
このようなちょっとした補修で見た目も良くなりますので
いかがでしょうか?
気になることがあればなんでもご相談下さい。