ここ最近、お墓に関してご相談いただくケースが多いのでそこを少しまとめてみました。
昔はプラスチックやダイガストといった合金製のものがほとんどでした。
しかし、お墓は基本的に屋外にありますので
プラスチックは紫外線などにより経年劣化でヒビ割れ、破損します。
また、合金製のものは腐食して、ねじ山の根元から折れてしまいます。
近年ではほとんどがステンレス製になっていますので
そのような心配はいらないと思います。
ねじ式の物や既存の水鉢に穴を掘って落とし込む型に改造もできます。
ご相談下さい。
大谷石は特に地表から上がると乾燥により風化が早くなるようです。
隣接墓地に崩れて落ちて迷惑をかけるだけでなく、お参り時にも危険です。
早急に手を打った方が良いと思われます。
崩れ始めた大谷石を修復するのは、費用対効果を考えると
また別の場所が同じよう事になる可能性が高いのでもったいないかなと。
これを機会に外柵部分のリフォームをご提案します。
傾きが大きい場合は、大きな地震などで倒壊する可能性もあります。
その場合、隣接墓所を破壊したりとなりますので修復をお薦めします。
状態にもよるので一概には言えない部分もありますが
お墓を一度解体して組み直すのが一番と思います。
現場の状況等によっても方法が変わりますので
まずはご相談を!
これはなかなか難しい部分でもあります。
この古いお墓はその家の歴史でもあるわけです。
ただ、風化が進んでいる物などは倒壊の心配がありますので
補修などの必要姓はあると思います。
少し整理をして配置するスペースがあるのなら
竿石だけでも並べ直してあげるのは良いかと思います。
スペースが無い場合は、墓誌に戒名等を記してあげて整理した方が良いかも知れません。
現状によって様々な方法がありますのでご相談下さい。
お墓は屋外にありますので雨風をうけホコリを浴びと
かなり過酷な条件に置かれています。
水洗いなどで落ちない水垢などがこびり付いている場合は
お墓のクリーニングをお薦めします。
また、再研磨するという方法もあります。
たとえば娘さんが後を見るけど嫁いでしまっているので
名字が変わっているし・・・なんて事もあると思います。
単純に考えればお墓を建て直すのが一番簡単です。
ただ、既存のお墓をちょっと改造して作り直す方法もあります。
これなら費用的には新規にお墓を建てるより
かなり抑えられますし
故人の建てたお墓も無駄にはならないでしょう。
白い石の場合等はお墓を建てた方のお名前や戒名などは文字が小さいので
中々深く彫る事が出来ないので見にくい場合があります。
その場合は、白などのペンキを一文字ずつ筆入れにて、文字を着色することになります。
また、寿陵(生前にお墓を作る事)で建てたお墓の朱抜き(赤字抜き)なども承ります。
文字の大きさや石の状態によって作業方法が異なるのでまずはお問い合わせ下さい。