• たかが石・・・されど石・・・

こんにちは。
木村石材の木村 希です。
お墓の改修工事が終わり、先週末に引き渡しが完了しました。
去年末に納骨のご依頼を受けた時にお話しを頂き
春のお彼岸明けから工事にかかっていた現場です。

軽量ブロックで囲いが作られ、納骨堂もブロックでした。
植木も大きくなりすぎて非常にお参りもしにくい感じでした。

ということで、今回は囲いである外柵と納骨堂を改修しました。

まずは石塔他を解体後、既存のブロックの外柵を解体撤去します。

その後、根切り、転圧と進みます。

転圧後、基礎を打設する為の仮枠配筋へと進みます。

ここへ生コンを打設します。

基礎が硬化するまでに下ごしらえを行います。
まずは既存の石塔の水垢等を落として、文字内は高圧洗浄機によって綺麗にします。
どうしても正面文字の中は長年の土ぼこりなどで汚れてしまいますので
せっかく、外柵を改修となりますので綺麗にします。

今度は、外柵の部材に下ごしらえを行います。
塔婆立て下場に補強用のピンの口穴や
アンカーを打ち込む穴や、下場の荒らしなども行います。

基礎打設から6日間養生後、仮枠を撤去し地墨を出して
外柵部分を施行していきます。

補強用の金具やアンカーを取り付けながら進めていきます。

また、納骨堂が石になるので密閉度があがり
内部が結露を起こしやすくなる為、どうしても骨瓶の中に
水が溜まりやすくなります。
それを防止する為、納骨堂には換気口を付けます。
これにより、納骨堂内の空気が循環して結露を防ぎます。
納骨堂の底は土の上に砂が敷いてあるので
もし、お骨を土に還したいとなった時も安心です。

そして既存石塔の施工には
地震ゲルパッド【泰震】を使用します。

化粧砂利を入れる前には
雑草防止、砂利の沈み込みによる減少を防ぐ等から
舗装砂を施工します。

化粧砂利を入れて、ステンレス花筒などをセットして施工完了となります。

お天気の良い中、引き渡しも完了しました。
今回は、羽目(外柵の2段目)は後のみとして
入口開口部を広くして、奥行きも少し少ないので階段も省きました。
これにより開放感が出て、お参りもしやすくなったと思います。
施主の方も、『前より広くなった?」と錯覚していました。
お墓の場合、作り方やデザインによって見栄えがかなり変わります。
いかがでしょうか?