• たかが石…されど石…

こんにちは。

木村石材 の木村 希です。

17日から春のお彼岸に入りましたね。

昨日のお中日からまぁ春を通り越したような暖かさです。

今日、納骨のお手伝いがありましたので

お寺さんに行ったら駐車場の桜が6〜7分咲きでした。

明日も暖かくなると言うことですので一気に満開になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納骨のお手伝いから帰って来て

ちょっと練習をしてみました。

それは「薬研彫り」という文字の彫り方です。

この彫り方は今は五輪塔の梵字等にしか彫らないので

正直、経験値が低いのも事実です。

通常はサンドブラストを使って彫りますので

文字は基本的に文字幅と同じか8分の深さで真っ直ぐに彫ります。

対してこの「薬研彫り」というのは文字底がV字になる彫り方で

サンドブラストが出現するまでは戒名などの細字などはこの彫り方で彫られていました。

特に古い石造物などの梵字と言われるサンスクリット語には多く用いられます。

昔の人はノミだけで行っていましたが

文明の利器の力をお借りして、ニューマと呼ばれる

空圧式震動ノミでやってみました。

まずは石に糊を塗って原稿を貼り付けます。

原稿は五輪塔でお馴染みの空輪に彫られる「キャ」の文字です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に文字中央のVの底になる部分の線を軽く彫り込んでから

周囲の線部分を「切る」ようにしていきます。

そこからV字の底に向かって彫っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらかた形になってきましたのでさらに細部を決めていきます。

正直、初めてに近い感じでしたので

以前、技能士会の親方達に教わったことを思い出しながら進めていきます。

最後に、水に浸けて紙と糊を剥がします。

もう一枚手頃な大きさの石があったのでこちらは地輪の「ア」を彫ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってみて痛感しましたが

結構、大変でした。

ただ、「出来ない」というのはイヤなので

暇を見つけては少しづつ頑張って練習してみようと思っています。