• たかが石…されど石…

こんにちは。

木村石材の木村 希です。

花立の落とし込み加工をしました。

今回はちょっと厄介な案件でした。

最初、特に問題はないかと思っていたのですが・・・

ん?よく見るとねじ式では無いようなので、合金製の花筒を引き抜いてみると

一応、落とし込み式になっていたのですが

深さが2寸(6㎝)しかありません。??

挙げ句にこの合金製花筒は腐食していて水は漏るし

石の方は中にしっかり水が溜まっていました。

まして穴の径が1寸5分(4.5㎝)!

今回ご依頼頂いたのは2寸径(6㎝)の穴に入れる物で

最低でも深さは5寸(15㎝)なければなりません。

「口穴が空いてるんだから簡単じゃん!」

と思う方が多いと思いますが

1.5寸径の穴が空いている状態のままで、穴掘り機で2寸径の穴を掘ろうとすると

どうしても弱い部分(空洞になっている穴の部分)に逃げて行ってしまうので

真っ直ぐに穴を開けることが難しくなります。

ということでまずは穴を埋める所から始めます。

モルタルで穴を埋めます。

硬化を確認してから穴を掘ります。

その後、背面に水抜き穴を開けます。

加工が完了しました。

あとは墓所に戻して新しい花筒をセットすれば完了となります。

通常とは段取りが変わりましたがうまくいきました。

今度は深さも十分なのでお水もたっぷり入りますし

水抜きを取ったので石の穴の中に水が溜まることもありません。

落とし込み加工の詳細はこちらから

花立の落とし込み加工